モノが消えることについて
モノが消えることについて書こうかと。
モノが消えるなんてあり得るのかと問われれば、そんなことは「ない」とも思う。
自分もとぼけているし、ボッとしてる人間で、特に何か焦っている時などに仮にモノをポンっと置くことがある。
おそろしく無意識化の行動なんだろうけど、
たまに「あれ…どこに置いただろう⁇」となることがある。
そういう人間だからこそ、今回書こうとしてる事も「お前の不注意じゃね⁇」と言われるのは間違いのない事だと思う。
はじめて、そういう事に出くわしたのは高校1年〜3年の時だ。
入学して間もないから、「中学校の卒アル見せてよ」と友達に頼まれたので一度だけ高校に持って言ったことがある。
さすがに、それを学校に忘れたりとかおかしなところに置くようなことはしていない。
それにも関わらず、それ以降家からその卒アルは消えてしまいました。
正確にいうと、無くしてしまったと思ったのが当時の心境。
それから、2年たち3年なった頃。
何かの間違いで生徒会などというものに加入させられ、生徒会室という場所に赴く事になる。
初めて入ったその部屋に、何故か自分世代の卒アルがポツンと一冊置いてあった。
「なんでこの世代のがあるんだろう?同じ学校出身のヤツなんて生徒会にいないのに」が率直な意見。
別にその卒アルに思い入れがある訳でもないし、ほうっておいたけど。
ある日、卒アルも忽然と姿を消しました。
「アレ…どこに行ったんだろう…」と思いました。その時は別に不思議だとか何も思いませんでした。
その日家に帰って本棚を見ると、2年前に無くしたはずの卒アルが戻っていました。
手元から消えた2年前。そして現れた2年後。
いくらとぼけている人間とはいえ、これは自分の仕業じゃないと思っている。
このようなことが、最近も起こりました。
少ないとはいえこれまでに4回起きている事象で、無事見つかる事もあればそのままなくなってしまう事もありました。